【写真あり】コシウォンに3ヶ月間住んでみて【メリット・デメリット】
過去の留学時にコシウォンに3ヶ月間住んでみて感じたコシウォンのメリット・デメリットと実際に住んでいたコシウォンの写真と合わせて紹介します!
(コロナ以前のものになります)
共有設備はコシウォンによって様々なので、一般的なコシウォンのメリット・デメリットというよりかは私が住んでいた所のレビューに近いです。
メリット
・短期間での契約が可能
韓国では3~4ヶ月といった短期での契約をしてくれる物件はとても少ないです。
語学堂1学期間のみの留学だったので、短期でも契約できるのは助かりました。
・初期費用を抑えられる
ワンルームの保証金が500万~1000万wかかるのに対して、コシウォンは保証金が安い、もしくはなしで入居できます。
・狭くても一人の空間が確保できる
これは大学寮と比較しての話です。
留学で大学寮に入る方も多いと思いますが、大抵2人部屋なので24時間他人と一緒とかムリ!狭くても一人の空間が欲しい!というタイプの方はコシウォンが向いていると思います。
▼個室の中
▼トイレシャワーはこんな感じです
・お米が無料
お米があれば日本人はだいだい生きていけるんじゃないでしょうか。
場所によってはキムチやラーメンもあります。
共有キッチンに大きな炊飯器が2個あり、土日以外は毎日管理人さんが炊いてくれていました。日本から持ってきただし茶漬けのもとで限界ご飯もよくしました!笑
お米がない場合は自分でパックご飯を買うなんて方法もありますが、あまり美味しくないし面倒くさいです。
・調理器具や食器が揃っている
電子レンジ、包丁やフライパンなどの調理器具やカラトリー類、基本的な調味料も揃っているので無駄な出費を防げます。お箸とスプーンだけ自前のものを使っていました。
▼大抵はウォーターサーバーもあります
▼私が住んでいた所はネスプレッソ(有料)もありました
余談ですが韓国はネスプレッソのカプセルが日本より安いです!
ハマってしまい自分で季節限定フレーバーを買ってきて楽しんでいました。笑
・洗濯乾燥が無料
コインランドリーに行く必要がなく経済的かつ楽。洗濯中も安心して放置できます。
デメリット
私の住んでいたコシウォンについて
▼コシウォンの情報
費用:保証金50万w、家賃45万w、管理費1.5万w、光熱費2~3万w
(家賃に管理費光熱費込みのコシウォンの方が多いです)
個室オプション:ベッド・クローゼット・折り畳み机・収納棚・テレビ・冷蔵庫・個別エアコン・シャワー・トイレ・外窓
共有設備:エレベーター・ウォーターサーバー・キッチン2面・電子レンジ2個・食器類・ごはん・コーヒーメーカー・洗濯機4つ・乾燥機4つ・ジム・自販機・コピー機・パソコン
セキュリティ:女性専用、オートロック式玄関・監視カメラあり
住んでいるのは7割韓国人、3割外国人で日本人や中国人がちらほら。
住人間のコミュニケーションはありません。
キッチンや洗濯機乾燥機が多く、誰かが使ってて使えないという状況もあまりなかったです。
▼女性専用なのでインテリアが可愛かった!
▼韓国はコンビニにコピー機がないのでコシウォン内にコピー機があったのは便利でした。
▼共有スペースが広くそこで食事も勉強もできたので、気分転換になりました。
そして意外と良かったのがジム!!
ジム付きって何?と思っていたのですが、鏡張りのスペースにランニングマシンとサイクリングマシンがありました。体重計もあって地味に嬉しい。
マシンの前にはテレビが付いていたので歌番組を見ながら運動でき、結構使われていました。ダンスの練習してる人もいた記憶。
感想
家賃は高めだけど当たりのコシウォンでした。狭くても綺麗ならいける!
隣人の電話とキツイ坂がある立地以外に大きな不満はありません。意外にもストレスフリーに過ごせたのは共有部分も個室も綺麗だったのが大きいと思います。
留学当初はまあなんとか暮らせるか~ぐらいに思っていたのですが、他のコシウォンに住む友人の話を聞いたり調べてみたりした結果、設備が整っている方だと実感しました。
コシウォンに住むために必要なものまとめ
前回はコシウォン選びのポイントについて書きましたが、今回はコシウォン生活に必要なものについてまとめます。
入居してすぐに必要なものってあらかじめ知っておきたいですよね。
入居当日ヘトヘトだけど枕も布団もねえ!夜だしお店もやってねえ!なんてなりかねないので。
私は入居当日疲れ切っていたので枕なしでペディンをかけて寝た記憶があります。笑
すぐ必要なもの
・布団と枕
シーツのかかったマットレスのみなので、枕と掛け布団が必要です。
通販で買うという手もありますが、すぐに欲しかったのでホームプラスで掛け布団を、無印良品で枕を買いました。枕カバーはタオルで代用。
ちなみに韓国のお部屋は冬はオンドルでめちゃくちゃ暖かくなるので薄手の一番安い布団でも余裕でした。笑
シーツが備え付けなのはありがたかったですが、綺麗かどうか不安だったので一度洗濯しました。
今なら隔離期間中に通販で買ってコシウォン宛に送っておくのもありですね!
・トイレットペーパー
トイレットペーパーは付いていなかったのでダイソーで買いました。
日本で買うものよりも巻きが少ないのかすぐに無くなる気が……笑
あると便利なもの
すぐに必要!という訳ではありませんが個人的にあって便利だったものです。
・食器用スポンジと洗剤
食器用スポンジが共有って少し気持ち悪くないですか…?
あとマグカップなどはキッチンまで行かずに部屋で洗いたかったので洗剤も買いました。どちらもダイソーで揃います。
(短期の方は荷物に余裕があれば日本から小さい容器に入れて持ってきてもいいかも)
・コロコロ
部屋の掃除も服のホコリ取りもこれで十分です。
・洗濯かご
脱いだ服を入れたり、ランドリールームが別の階にあったので洗濯物を運ぶのに使いました。
ダイソーで5000wぐらいで買えます。
このぐらいでしょうか?
コシウォンは共有キッチンがあるのでお皿や調理器具が揃っているのはありがたいですね。
韓国の考試院(コシウォン)選びのポイント
過去に韓国留学した時にはコシウォンに住んでいました。
4畳ほどの部屋のコシウォンは独房と言われたりもしますが、意外と快適でした。
というのも、後々分かりましたが私が住んでいたコシウォンはかなり設備が整っている方だったみたいです。
今回の留学で改めてコシウォン探しをしてみて、本当にピンキリなんだなと実感しました!
そこで、個人的コシウォン選びのポイントを優先度ごとにまとめてみました。
優先度★★★
・エレベーターがある
キッチンやランドリールームがお部屋とは別の階にあったりするのでかなり重要です。
キャリーを運んだり、通販で水など重いものを買ったときにもエレベーターがないと死にます。
また、コシウォンの中にはビルの一部をコシウォンとして貸し出しているところもあり、そういった所は4階以上だったりするのでエレベーターの有無は確認しましょう。
・綺麗さ
最低でも数か月を過ごすので、精神衛生上自分が許容できる範囲の綺麗さは必要です。
特にコシウォンは室内にシャワートイレといった水場があるのでカビてないかよく見ましょう。
韓国の物件写真は写真詐欺しがちなので、あまり期待せずにいる方が安全です。
私は全然期待せずにいたので思っていたより綺麗で逆に驚きました!笑
・女性専用
安全面的にも。
フロアによって分かれているコシウォンもありますが、私は共有スペースでも男性に会いたくないので女性専用は絶対でした。
・乾燥機がある(台数多めだとなお良い)
これ、地味に重要です!!
日本だと窓辺や部屋干しなんかもしますが、高層マンションが一般的せいか韓国では乾燥機の使用がスタンダードですよね。
部屋干しもできなくはないですが、部屋干し用のハンガーなどを買わなきゃいけないうえ、
手持ちの服やタオルが少ないので乾燥機でガンガン回した方がいいです。タオルもふわふわになるしね!
ただ乾燥機は毛玉になりやすいのでニット類、下着は手洗いで脱水だけかけて部屋干ししました。
私が住んでいたコシウォンは洗濯機と乾燥機が4機ずつあったのですが、それだけあっても土日はどれも空いてないなんてこともありました。平日昼間か深夜がオススメ。
乾燥機がない場合はコインランドリーに行くという手もありますが、面倒くさいし放置するのも嫌だし…ってなるのでコシウォンに付いてるのが便利です。
・冷蔵庫が部屋にある
だいたいのコシウォンは部屋にあるのかな?
冷凍庫だけ共有キッチンの業務用冷蔵庫でした。(常にパンパンで使ったことない)
・地下/半地下じゃない
パラサイトで話題になった半地下物件ですが、日光が入らない部屋に耐えられないのでこれは絶対でした。
あと虫とか出やすそう(偏見)
優先度★★
・冷暖房が一括管理じゃない
中にはエアコンやオンドルの管理が階ごとに一括なんて所もあるそうです。
熱い寒いなんて個人差あるのにムリムリムリ!!!
優先度★
・大学からの距離、まわりの環境
ギリギリマンなので毎日通う大学に近い所(正門まで徒歩3分)にしましたが、そこまで重要じゃなかったかな?と思います。
というのも語学堂ってだいたい大学内の外れにあるので、結局教室まで10分かかったりします。
そのうえ、梨大の場合は正門側よりも新村側の方が飲食店が多いので、大学まで遠いとしても飲食店やスーパー、カフェの選択肢が多い新村側のほうが便利です。
そして、コシウォンから駅に行くにしろ大学に行くにしろかなり急な坂があるのが地味に辛かったです!笑
キャリーを運ぶ時なんてもう地獄です。
なので、近さよりも周りの利便性や坂の有無なんかをとってもいいかもしれません。
その他確認しておくべきこと
・光熱費は家賃込みか
基本的にコシウォンは家賃に光熱費込みだそうですが、私の住んでいたところは光熱費別だったのでそこも確認しておきましょう!
以上がコシウォン選びのポイントになります!
結局は自分がどこまで妥協できるかになりますが、留学友達の話を聞いていると大学寮よりもコシウォンの方がいいのでは?なんて場合もありました。
ぜひコシウォン選びの参考にしてください~!